この記事を書いた先生
向江 徳太郎 先生
当クリニックで働き始めるまで、総合病院で小児科医/救急医として働いてきました。小児科医として一般的な小児の診療に加えて新生児の集中治療や小児救急に携わり、その後救急医として小児だけではなく成人や外傷の診療にも携わった経験があります。
なぜ「身体の土台」が大事なのか
昔は外遊びが中心で、子どもたちは身体をたくさん動かして育ちました。しかし最近は遊ぶ場所が減り、室内での遊び(テレビゲーム等)が増えたため、身体を動かす経験が減っています。特にここ数年で子どもの体力はさらに低下し、身体の発達自体が遅れる傾向があると指摘されています。
文部科学省のデータによると、通級指導を受ける子どもの数は1993年から2019年の26年間で約10倍に増えています。自分の身体を思うように使えることは、小学校入学後の読み書きや計算、友だちとの関係づくりにも大きな影響を与えます。
まずは「身体の土台」を整えることがとても重要です。どんな遊びでも構いません。鬼ごっこ、ボール遊び、ブランコ、ジャングルジムなど、五感を使ってしっかり身体を動かす遊びが子どもの発達に有効です。外遊びや身体を使った遊びは、筋力やバランス、協調性だけでなく、集中力や精神面の安定にもつながります。 親子で一緒に遊ぶ時間をできるだけ取り、日常的に身体を動かす習慣をつけましょう。次回からは、自宅で簡単にできる「身体の土台を作る体操」をご紹介します。
当クリニックで働き始めるまで、総合病院で小児科医/救急医として働いてきました。小児科医として一般的な小児の診療に加えて新生児の集中治療や小児救急に携わり、その後救急医として小児だけではなく成人や外傷の診療にも携わった経験があります。